インプラント脱落!そんな時は茅ヶ崎市松井歯科医院へ
松井新吾です。
インプラントが脱落!
大慌てで患者さんは歯科医院にいきます。
さて、なんで脱落したのでしょう????
大きく分けて4種類に分類ができます。
① 細菌感染によって周囲組織が崩壊し、脱落
② 力(咬合力)によって周囲組織が崩壊し、脱落
③ 全身疾患による骨組織の変化(糖尿病・がんなどなど)によって脱落
④ インプラント装置の破損により、脱落
さて、どの分類に入ったのでしょうか?
メインテナンスで最低でも4分類に対する対策は練っておくべきです。
意外と見落としがちなのは②力の対策です。
かみ合わせは経時的に変化します。顎関節・天然歯・人工物(補綴装置)とそれぞれのすれ減り方が違います。
毎日の生活の中でほんの少しずつ変化しずれていくので、患者本人が問題点に気がつくことは少ないです。
問題はある日突然訪れるのが特徴です。
対策を繰り返して注意を払っても、崩壊してしまうことがあるのも力(咬合力)です。
ですから、十分すぎるぐらいチェックをする必要があります。
そして、多くの記録を精査して対策を練るということです。
とはいっても、フィクスチャーが脱落してしまったものはもうもどりませんので、次のことを考えていかなければなりません。
インプラント治療で困難になるのはこのレベルからです。
歯が一本もない方にすべてインプラントにして入れ歯ではない状況を提供するのも素晴らしい治療だと思います。
私もそういう患者さんを何人も経験してきました。
こういうケースにおいては難しいですが、自分の設計図でもって自由度の高い治療ができます。うまくいかないということは考えにくいです。
やはり一番難しいのは、付近の天然歯がなくなってしまったり、複数のインプラントのうち数本がダメになってしまったりと・・・・
他のインプラントとの制限のある中でリカバリーし、長期に良好な予後のインプラント治療を実現することが、ハイレベルです。
10年間で2500のインプラント治療をしてきました。
この経験が、お困りの誰かに生かせればよいと思っています。
詳しい情報が知りたい方は・・・・
http://www.matsui-shika.jp/